大学受験の時

今、まさに息子が大学受験の真っ只中。と、やはり自分のことを思い出してみると、高校3年間、バイトに明け暮れて、勉強は燃え尽き全くせずに、楽しんでおりまして、、、にもかかわらず、大学には行きたいとほざいていて、案の定、8校受けて、全滅です。一つくらい引っかかるだろうなんて、甘々な考えは打ち砕かれ、ろくに勉強してなかったのに、悲しい思いをしたのを覚えています。なんとなく、予備校に通って、親の金を無駄遣いしただけのような形になっていた。

そんな、18歳の自分は、大学は諦められず、というか、今から仕事をする気にもなれず、浪人を選択して親に頭を下げる事に。当然いきなりエンジンがかるわけでもなく、なぜか、浪人生なのに、車の免許を取りに、教習所に通う、ダメ男。免許取り、当然のように車でドライブ。本当に浪人生か?と思わせる行為。

しかし、遊んでも遊んでも、どこかつまらない。そう、自分にウソをついている生活だから。やらなきゃいけないことを後回しにして、目の前の楽しいであろう事だけをやって。。楽しめない。時間だけが過ぎて、偏差値は上がらない。どの大学も圏外。夏になり、まだ気持ちが乗らずに、自分にをごまかしている日々。

そんな時の、夏期講習の最後の古文の授業の時、自分の中にカミナリが落ちた。

『あと半年、頑張れないヤツが、一生頑張れるわけねーだろ』

かの元代ゼミ有名講師、吉野敬介だった。それから、ひとが変わった。

誰かに怒って欲しかったのかもしれない。。毎日、10時間やった。古文は、2点だったのに、偏差値65まであげた。勉強が楽しくなっていき、ハマったようにやった。地理も誰にも負けないくらいやった。(どちらも今は覚えていませんが)

そうして迎えた試験日、気持ちが、現役の時と違って緊張してなかった。やることはやった。むしろ、なんの問題でも来やがれ!って思ってた。やることやると、人って緊張しなくなるんだと初めて感じた時だった。必ず、受かって、大学で楽しく人生経験するんだ!って、不純な理由を掲げて。。

そんな理由でも、合格できた。執念と覚悟だった。

まずは行動、ではまた明日。

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