コロナ前の時間と今の時間

時間という、あらゆる人に平等に、与えられているもの。その使い方や使われ方で人生になると思う。コロナ前は、本気の仕事人間で睡眠時間を割いてでも、仕事にスキルアップに磨きをかけてきた。家庭も健康も趣味も横に置いて。それだけの代償を払った代わりに、飲食業や鮮魚販売や技術、酒販知識などについては、生業にできるくらいはなった。

お店を出して、右肩上がりでグングン突き進み、これまた、休みなんか無しに頑張っていた。そして、誰にも予想ができない「疫病」の発生。そして、急拡大。そんな仕事人間が強制的に急ブレーキをふまされた。「家に待機してください」と、家族での時間が急に増え、家族と顔を合わせる機会が多くなり、今じゃ日常になった。

それまでの時間の使い方と、今からの時間の使い方を強制的に変えさせられたが、「気づけてよかった」。このまま、コロナ前のように、四六時中仕事ばかりの人生を送るところであった。土曜日という、繁忙日の夜に、アーティストのライブに行った。懐かしい曲や感動の演出。行かなければ感じられない興奮。ようやく自分の人生の時間を過ごせるようになった。

時間なので、何かをやめなければ、何かは得られない。大抵の人の時間の大部分は仕事で、それを少し削るだけで人生というものが一転するのが、身に染みて感じた。もう時間と世界は、戻らない。有意義に時間を過ごしたいですね。

まずは行動、ではまた明日。

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