もちろん、老後の不安はあります。お金を貯めておかなければ、野垂れ死ぬとか、孫に何もしてやれない惨めなおじいさんになるとか。
では、そこで、直接ウチの親にインタビューしてみたんです。老後のお金がある無いとか過去の仕事と今の生活とか。我が家は父親はスーパーの鮮魚店で、母親はスーパーのパートを40年続けてきたような、典型的な、共働き家族。父親は、市場の仕入れからだったから、夜中に出て行って、早くに寝てしまう。しかも、母親はロングで働いていたので、夜も遅くなる時もあった。サービス業なので、土日は休めない。学校行事や、習い事などは観に来られないような家。団塊の世代。
そんな母親も、74歳。その時の苦労話を聞いてみた。
「老後のお金はあるけど、あんなに長く働かなければよかった。」
刺さった。
やっぱり… そう、無我夢中で突き進んでいたばかりに、自分の人生をあっという間に乗り過ごしてしまっていたんです。もちろん、その世代の方々が、一生懸命に努力してくれたから、今のこの豊かな日本がある。でも、少しやりすぎてしまっていた。バランスが悪かった。
その時の今を生きて、思い出と経験を積み上げきれてなかったという事だった。そうなんだろうなーって思っていたんだけれど、経験者に聞いて確信になった。もちろん、全く遊んでばかりはダメです。楽しいことや経験、時には無駄遣いも必要なんですよ。
まずは行動、ではまた明日。
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