会話

まずはじめに、うちの実家の家庭というプライベートかつナイーブな話です。先日、父方の母、おばあちゃん(97)が亡くなり49日で、福島県まで、車で運転手の手伝いとして行くことになった。母と父と自分で、密室約5時間。子供の時から今日まで、まともに面と向かって会話をしたことのない、やや難しい家庭環境の家。そんな関係の家族だから、始めは断った。なんせ、気まずいし話すことなんて無いって思ってたし、運転手として使われるのもゴメンだし、福島県の父の実家なんて、数回しか行ったことがないから、意味なんてないと。

一度は全力で断った。しかし、なんか、こんな機会ってもう来ないかも…と思いなおす。少し大人になったからか。仲を修復しようとかではなく、一大人として、親の人柄や考え方を聞いてみたくなった。片道約5時間という、余るほどの会話の時間が強制的に手に入る。しかもアルコール無しで。

時代の違いや、育った環境、親の遺伝子などで、実の父母なのに全く違う価値観の会話が繰り広げられる。まず夫婦お互いに対する思いや行動、言葉の違い。もちろん、年数がだいぶと先輩なのも原因。お金と時間に対する価値観。これも衝撃的。そして健康への配慮の考え方。

人間って、親子でもテレパシーは無い。だから本人の口から考えを聞くしかなくて、自分が子供の時、親が何を考え行動してたか、今、自分が親になってお金を稼ぐようになり、やっと、近い土俵に上がってみた時に聞ける話は、とても新鮮で意味のある、振り返って過去が変わる衝撃的な時間があった。

まだまだ、聞き出すことが足りないとすら思った。また、何か機会があったら。

まずは行動、ではまた明日。

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