富士山 2️⃣

ここからが本番、と言わんばかりに、豪雨はもちろん、強風に雷まで。雷は標高が高いせいで、真横くらいでピカっとひかり、すぐにドーンと音に変わる。めっちゃ近くなんだと感じる。

ツアーなので、25人くらいの集団でゾロゾロ登っていくのだが、一般の人々もいるのでペースがみんな違う。ツアーを追い抜いていく人たちもたくさんいる。その中で、ツアー参加者の中にも、遅れをとって行く人もいる。所々で休憩があるのだが、そこで点呼をとると、必ず遅れてしまっている人が何人かいるのです。年齢もあるし個々の体力などもある。その度に、みんなが揃うのを待ってから出発する。その待ち時間が、動いてないから冷え込むのです。雨風雷は、止む気配は無い。戻るにも戻れない。山小屋目指して、無で行くしか無いのです。

そんなこんなで2時間くらいの間、雨風雷、低温(5℃だったらしい)をトボトボ登り、ようやく山小屋へ。本当にホッとした。何も無いけど暖かかった。とにかく、濡れた衣服を乾かしたい。しかし、与えられている山小屋の空間は、布団一枚分のスペース。布団は羽毛布団のしっかりしたもので、とても良かった。濡れたレインウェアを吊るして、カバンとフックにかけられた。靴下、手袋は死んだ…ザックの中、もちろん濡れてる。救いだったのは、一応軽い防水だったから、全滅ではなかった。

明日の予定が、ガイドさんから告げられる。とても低温状況。明日の山頂アタックは、濡れた衣服では、ガイド出来ないと。。

さーどーする。

まずは行動、ではまた明日。

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