太陽にたどり着くまで・4

そして、高校三年間、勉強せずにバイトに明け暮れた日々。なのに、進学したいという強欲な自分。成績もないので、もちろん推薦なんてない。というか、知らなかったです。なんか、周りも人たちも進学するし、大学楽しそうだし、まだ就職したくないし、無茶苦茶な理由で受験。当然、8校全滅。。。

でも、大学に行きたい欲は強くなって、浪人。しかし、3年間みっちり遊んでた人間が、いきなりガリ勉はできません。とりあえず、兼ねてから願っていた車の免許をとる。教習所に通う。浪人生なのに。もちろん、勉強は後回し。免許取る。家の車乗り回す。ダメ人間へ。

そんな中でも、なんとなく親に迷惑かけながら、横浜まで交通費かけながら、代ゼミに通ってました。その頃、姉二人はもう早々に家を出ていっていた。夏までこんな暮らし。手に付かない。覚悟ができない。何してもモヤモヤ。決めきれない自分に一番イライラしてる。

覚悟してやれば晴れるって人生でまだ経験してない子供。

そして、その時がやってくる。代ゼミはその当時、有名講師を集めていて、自分も一応受講していた。確かに面白いし教え方に、興味を沸かせる力と、受からせようとする覚悟が伝わる(今思えば)。夏期講習の最終日、体にイナズマが走った。元ヤンキー古文講師で有名な「吉野敬介」先生。本気(マジ)だった。ヤンキーに憧れていた少年は信者になった。

『お前ら、あと半年がんばれねぇーヤツが、一生がんばれるわけねぇーだろ!!』

一発KO。。。

その日から、何か降臨した。寝ずにやった。。毎日毎日、朝6:00に起きて予習、早めに予備校いって、自習室。授業やって、空いた時間は、自習室。夜ご飯は近くのコンビニでカップ麺。閉館までやった。三年半、遊び倒したツケ。今返す。もちろん、全然成績上がらない。焦りまくる。そんな簡単なもんじゃない。でも、半ベソでやった。今までチンタラやってて、本気の覚悟を人生初めてやり遂げた。駒澤大学に合格して、成功体験を積んだ。そう、これが一番大事なことって認識した。成功体験を積み重ねて、大きな事に挑戦する。

こんな、浪人生活から晴れて大学生。ウェーイ!でした。そう、すぐに忘れて、遊びまくる。。。アホやん

そして、人生をまた変えてくれる人物との出会い。

まずは行動、ではまた明日。

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